2024/10/29
福岡県太宰府市の太宰府天満宮斎田で10月11日、実った稲穂を刈り取り神々に収穫を感謝する伝統神事「斎田抜穂祭」が行われ、神職や氏子、地元の農業関係者の代表が参加しました。
宮司が斎田に入り、古式の作法に沿って石包丁で稲穂を刈り取り、天満宮の巫女(みこ)が「悠久の舞」を奉納。その後、菅笠(すげがさ)にもんぺ姿の巫女や氏子らが稲を収穫しました。
米は、6月8日の斎田御田植祭で植え付け、大切に育ててきたもので、11月の新嘗(にいなめ)祭で最初にお供えします。その後、天神さまへの朝夕のお供えや、太宰府天満宮の全ての祭典や神事で使われます。