2024/07/26
JA筑紫は7月3日、筑紫野市のJA物流センターで第14期「ちくし農業塾」開講式を開き、11カ月間に及ぶ講義がスタートしました。
塾生5名は、20~70代と幅広い世代で、習得した知識や技術を生かし、JA直売所の出荷者や生産部会の一員となる販売農家を目指します。
式には、行政関係者やJA役職員など14名も参加し、塾生は「農業の基本を学び、消費者に喜んでもらえる野菜を作りたいです」など一人ひとり抱負を述べました。講師を務める林三德さんは「11カ月間の講義を自分にとって価値があるものにしてほしいです」と挨拶しました。
JAの白水清博組合長は「これからの農業を担う存在として、JA全体でサポートしていきたい。講義で学んだことを最大限活かし、卒業生に負けないような立派な出荷者となってほしいです」と塾生を激励しました。
JA筑紫は、新規就農者や農業後継者の育成を目的に、露地野菜や施設園芸についての実習・講義を行う「ちくし農業塾」を平成23年度から開講。第1期から13期までに122名が修了し、直売所出荷者や生産部会員などとして活躍しています。