2024/07/03
福岡県太宰府市観世音寺の太宰府天満宮斎田で6月8日、「斎田御田植祭」を行い、氏子や地元の農業関係者の代表者らが参加しました。
恒例の神事で、秋の豊作を祈った後、色鮮やかな装束を身にまとった天満宮の巫女(みこ)が「早乙女の舞」を奉納しました。
その後、宮司による初植えに続いて、菅笠(すげがさ)にもんぺ姿の巫女や氏子らが斎田に入り、丁寧に手植え。これは、5月の「斎田播種(はしゅ)祭」で種もみをまいて育てた苗です。
10月中旬には、稲穂を刈り取る「斎田抜穂祭」があり、収穫した米は、11月の「新嘗(にいなめ)祭」で最初にお供えし、天神さまへの朝夕のお供えや、太宰府天満宮の全ての神事などで使う予定です。