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お知らせ

2024/04/15

効率化と生産性向上を図る・農事組合法人あしき

ニュース&トピックス

 筑紫野市の農事組合法人あしきは、今年から導入した農業用ドローンで効率化と生産性向上を進めています。
 2011年に設立され、現在は18名で約25ヘクタールを管理。米「元気つくし」や麦、大豆、アスパラガスを中心に栽培しています。法人では、地域農業の発展に向けて先進地視察や各種研修会を重ね、良質な農産物の生産に力を注いでいる一方で、今年ドローン導入による作業の省力化に足を踏み入れました。
 導入したT10型の農薬散布用ドローンは、容量8Lタンクを装備し、広範囲かつ細かく散布が可能。また、手元の送信機で周囲の安全を確認できるなど操作性にも優れています。
 法人で農業用ドローンの操作を担当している井上淳一さんは、「費用対効果が高く、作業時間が短縮できる点が魅力。今後は、適期防除でより安全安心な栽培を心がけたいです」と話します。
 JA筑紫では、ドローンの活用による効率化や生産性の向上を目指し、農業用ドローンの実演会や農薬の試験散布に取り組んできました。今回の法人の成功事例を参考に、管内でのスマート農業の導入に注力していきます。
 また、今後も地域農業の発展を目指し、積極的な意見交換を行う予定です。