2023/11/06
JA筑紫の白水組合長とJA青壮年部は10月5日、春日市立大谷小学校5年生の児童に稲刈りの授業を行いました。児童への食農教育をサポートする目的で、約20年続いています。
刈り取る稲は、6月に植えた「元気つくし」。白水組合長は、鎌の使い方や刈り取り方を説明し、児童は1株ずつ丁寧に稲を刈り取りました。稲刈りをした児童は「初めて稲刈りを体験したけど楽しくできました。はやく食べたいです」と笑顔で話しました。
この授業は、同校の5年生を対象とした総合的な学習の一環。農作業体験のため、〝専用田んぼ〟を校内に設けています。児童は田植えから刈り取りまでの間、稲の成長を観察するなど熱心に取り組んでいました。
刈った稲は、その場でコンバインに入れ脱穀。日陰で5日ほど乾燥させ籾摺りをした玄米は精米し、12月の感謝の会でおにぎりにして白水組合長らと一緒に味わう予定です。
同校の四ケ所美由紀校長は「児童にとって、実際に体験して学ぶことはとても大切なこと。貴重な経験を活かして農業への学びを深めてほしいです」と話しました。