農作業ワンポイント

7月

 暑い時期です。秋に向けて、太陽熱で畑を消毒しましょう。

  • 暑さ対策
    黒マルチの上にわらを敷き、地温を下げます。また、ハウスは遮光資材で涼しい環境を作ります。キャベツなどの苗作りには、ハウスや屋外のトンネルに遮光資材を張り、通風を良くしましょう。
  • 9月に向けて畑を太陽熱で消毒
    最も高温の時期に、地面にビニールをかけ、太陽の熱で雑草の種や害虫を駆除します。石灰、基肥を施用して畝立てし、ビニールをかけ、30~40日間、高温を保ちましょう。消毒後はビニールをはぎ、硬くなった表面は中耕して土壌中に空気を入れます。
  • キュウリとインゲンの種播き時期
    キュウリは、直播き後40~50日で親づるから収穫が始まります。秋のキュウリは株間40㎝で密植し、基肥は春作の2/3の量に抑えましょう。緩効性肥料で10a当たり窒素成分で20kg基肥一発です。キュウリは、7~8月中旬まで種播きできます。インゲンは、中山間地で7月に、平坦地は8月に種播きできます。
  • 実もの野菜は整枝と追肥を
    夏を越すためには、茂った所の枝を間引きし、定期的に追肥を与え、薬剤で病害虫を防除します。

6月

 梅雨に入り、生育適温ですが、少日照・過湿が重なる時期です。畑からの排水、茎葉間引きをし、通風を心がけましょう。

  • 水はけを良くする
    排水が大切です。降雨翌日、通路に余分な水は残っていませんか。あぜの草を刈り、土砂を取り除き、排水溝を整備しましょう。
  • 中耕で土に空気を入れ、湿害防止
    雨で固まった土を中耕し、土に空気を入れます。洗い流された株元に空気が入った土を寄せ、倒れるのを防ぎます。
  • トマト・ナス・ピーマンの尻腐れ防止
    花から幼果の間に、カルプラスなどカルシウム葉面散布剤を花と花周辺の葉に散布しましょう。
  • バレイショの収穫
    葉が黄色くなってきたら収穫の目安です。晴天続きのときに掘り上げましょう。
  • サツマイモ苗の植え付け
    ヨウリンを施し、基肥は10aあたり窒素0~3kg。コガネムシ対策の粒剤を土によく混ぜ合わせ、苗を植え付けます。茎葉が茂りすぎるときは、つるを動かし、草勢を抑えましょう。
  • 収穫開始から追肥を月2回
    ナス・キュウリ・ピーマン・オクラ・ニガウリは収穫が始まったら追肥をしましょう。

5月

果菜の植え付け時期です。生長が早くなりますので、本誘引を早めに準備しましょう。

  • 殺虫粒剤の効き目は長くて3週間
    植え付けて3週間経つと、定植時の粒剤の効果も薄れてきます。エコピタ液剤などアブラムシを窒息させる農薬を散布し、予防をしましょう。
  • 本支柱や誘引棚、ネットを設置
    仮支柱は風で揺れないようにする役目がありますが、生長が進むと、その役割は終わります。果菜の生長が早くなり、誘引しないと倒れたり、枝やつるが下に垂れてしまいます。しっかり本誘引をしましょう。
  • ナスの親枝を上下段の誘引線にひも誘引
    ナスの親枝は6~7段の花の上で摘心します。3~4本の親枝の分かれ目の下にひもを結び、親枝に1~2回巻き、先端が上を向くように誘引します。まずは下段の誘引線に、生育に応じて枝にひもを巻きなおしましょう。
  • いぼ竹(支柱)は2m間隔、畝の両側に
    畝の通路側に上面が開くよう斜めに支柱を差し込み、ナスの親枝がU字またはV字にみえるよう2本誘引線をはります。端は杭を打ち、ハウスバンドを結わい付け、誘引線を固定します。
  • キュウリの誘引
    いぼ竹とネットを組み合わせて、誘引面をつくります。親づるは22節で摘心する予定です。下5節目までは、雌花と脇芽は除去し、6~10節の子づるは1節で摘心します。
  • キュウリの摘心
    キュウリ親づるにある11~15節の子づるは、2節で摘心。16~18節の子づるは1節で摘心し、19~22節の子づるのうち、3本は摘心せず遊びづるとして株の勢いを保ちましょう。