農作業ワンポイント

6月

 梅雨入りの時期です。雨や曇りの日が多くなるので、色々な障害がでないように対策を考えましょう。6月は、作物の生育に合った気温となるため生育が早まります。

  • 水はけを良くする
     うねが雨で崩れたり、通路に水が溜まったりしていませんか。排水路にむかって水が自然に流れ出るよう整備しましょう。
  • 高うねとマルチが活躍
     うねの高さが低いと、大雨が降ったときなど通路に水が溜まりやすいため、高うねが有効です。ポリマルチは、土が硬くならない、除草がラク、肥料が流れにくい、湿害がでにくい、土壌の跳ね返りを防ぎ、ナスの綿疫病の蔓延が遅いなど様々な効果があるので、ポリなどでマルチを行いましょう。梅雨明け後は土が乾燥しにくい利点も活かせます。
  • 追肥
     5月頃に植えた実物野菜は、6月末には収穫ができます。基肥は野菜の草姿つくりと一番成りの収穫までに効果があり、野菜に応じて追肥します。ナス、キュウリ、ピーマンの追肥は、株とうね肩の中間に「NK化成」を1日に20g/㎡(有機入り肥料の場合は倍量)、次回は15日後に1回目の場所の反対側に行いましょう。
  • 障害を見分ける(生理障害、病害、虫害)
     気温が高くなり虫害や降雨のため病害が多い時期です。さらに、軟弱な生育、湿害による根傷み、急激な強い日差しによる生理障害が発生しやすいです。必要に応じて、月2回の追肥、定期防除を心がけましょう。

5月

 夏野菜の植え付け時期になりました。基本に沿って作業を行いましょう。

  • 苗(果菜類)の植え付け
    良い苗の条件は4つです。①草丈が伸びすぎていない。②双葉がしっかりしている。③病害虫に犯されていない。④鉢内の根は白根が多く、傷んでいない。⑤葉の色・形が良好。
  • 植え付け後のかん水
    う植え付け時のかん水は植穴に行いましょう。鉢とうねの土が密着するように、鉢周りに少量かん水をします。
  • 植え付け
    朝夕に冷え込むことが多い時期です。植え穴かん水後にマルチングを早めに行い、地温上昇を促しましょう。晴天の日に植え付けし、ただちに仮支柱を立てます。
  • 管理
    本支柱を早めに準備します。うねの内部の水分状態を観察し、不足状況に応じてかん水しましょう。害虫も必要に応じて防除します。

4月

 長期予報で4月は、気温が高く雨は少ない予報が出ています。4月中下旬からは、果菜類の本格的な植え付けの時期なので、準備をしましょう。

  • タマネギ・ニンニク
    3月に引き続き、べと病・白色疫病の防除を確実に。防除にあたっては、病害の発生が無い場合も予防剤等で防ぎましょう。また、展着剤は必ず濃度を守って加えてください。
  • 果菜類の植え付け
    4月中下旬になると、天候次第では露地の定植が可能です。深植えにならないようにし、下胚軸(双葉の下の軸)に土をかけないように注意しましょう。
  • マルチングの活用
    この時期は、朝夕が冷え込むことがあります。生育を促進するために、マルチングを行いましょう。マルチングは定植1週間くらい前には行い、地温を高めることが重要です。