農作業ワンポイント

5月

果菜の植え付け時期です。生長が早くなりますので、本誘引を早めに準備しましょう。

  • 殺虫粒剤の効き目は長くて3週間
    植え付けて3週間経つと、定植時の粒剤の効果も薄れてきます。エコピタ液剤などアブラムシを窒息させる農薬を散布し、予防をしましょう。
  • 本支柱や誘引棚、ネットを設置
    仮支柱は風で揺れないようにする役目がありますが、生長が進むと、その役割は終わります。果菜の生長が早くなり、誘引しないと倒れたり、枝やつるが下に垂れてしまいます。しっかり本誘引をしましょう。
  • ナスの親枝を上下段の誘引線にひも誘引
    ナスの親枝は6~7段の花の上で摘心します。3~4本の親枝の分かれ目の下にひもを結び、親枝に1~2回巻き、先端が上を向くように誘引します。まずは下段の誘引線に、生育に応じて枝にひもを巻きなおしましょう。
  • いぼ竹(支柱)は2m間隔、畝の両側に
    畝の通路側に上面が開くよう斜めに支柱を差し込み、ナスの親枝がU字またはV字にみえるよう2本誘引線をはります。端は杭を打ち、ハウスバンドを結わい付け、誘引線を固定します。
  • キュウリの誘引
    いぼ竹とネットを組み合わせて、誘引面をつくります。親づるは22節で摘心する予定です。下5節目までは、雌花と脇芽は除去し、6~10節の子づるは1節で摘心します。
  • キュウリの摘心
    キュウリ親づるにある11~15節の子づるは、2節で摘心。16~18節の子づるは1節で摘心し、19~22節の子づるのうち、3本は摘心せず遊びづるとして株の勢いを保ちましょう。

4月

 暖かくなりました。トンネルビニール等は片付け、露地は遅霜に注意しましょう。

  • 定植穴に殺虫粒剤
    羽をもったアブラムシが動き始めています。登録のある殺虫粒剤を鉢または鉢穴に施用しましょう。
  • 枝間隔を頭におき、株間は十分にとる
    葉が大きい大長ナスは枝間隔を40cmに、中長ナスは35cmにしましょう。4本仕立てでは、株間70~80cmに、3本仕立てでは株間55~60cm、1条植えにしましょう。
  • カボチャ、スイカは畝を広げながら
    つるが伸びる場所を含め、3~4mの畑を確保しましょう。つる間隔を25cm程度とれるよう、株間は80~100cm、1条で定植します。キャップや行灯、常時換気した小トンネルなどで保温します。
  • 鉢かん水は前日に、植え付け後少量かん水
    定植の前日午後に、定植鉢にたっぷりかん水しましょう。鉢の上面がわずかに畝面より上に出る程度の深さにして、軽く覆土・鎮圧し、少量かん水します。
  • マルチ孔に追肥はしない
    基肥を予定通り施用しているときは、苗の植え付け場所には追肥をしなくても大丈夫です。
  • 仮支柱と本支柱
    風に揺らされないよう、ナス、トマト、ピーマン類、キュウリ等は仮支柱に誘引します。早めに本支柱の準備をしましょう。

3月

 暖かい日が増え、野菜の生育が進みます。トンネル栽培の換気をしっかり行いましょう。

  • 排水路の整備
    まとまった雨が多くなります。畑の周囲の草刈りと、排水路を整えましょう。
  • 一本ねぎ・九条ねぎの種播き
    横条播きで、不織布をべたがけ、トンネルで苗づくりをしましょう。3~4月播き苗を5~6月に植え、土寄せを行います。一本ねぎは10月、九条ねぎは8月に収穫が始まります。
  • 白ねぎ・中ねぎの植え付け
    数回土寄せして軟白部を長くする白ねぎは、畝幅1.3m、1m長さに40本を植え付けます。中ねぎは倒伏防止のため、土寄せする畝幅は0.5m、1m長さに25本程度植え付けましょう。
  • 白ねぎ・中ねぎの収穫
    ねぎ苗を定植し、白ねぎは3~4回、中ねぎは1~2回土寄せして収穫します。同じサイズの苗を溝植えしましょう。
  • 小ねぎの栽培
    条間17cmに縦条播き、1mに100本苗立ちするよう種を播きます。発芽までかん水し、発芽後は立ち枯れ予防のため、水を控えましょう。草丈10cmを超えたら、かん水を再開します。
  • 軟弱野菜の種播き
    ホウレンソウ、コマツナ、ミズナなどは、種播きから約2か月で収穫できます。発芽~初期は、不織布のべたがけで生育をそろえ、マルチやもみ殻で土砂の跳ね上がりを防ぎましょう。